フィジオフレックスリング

Dr. David Adams の臨床知見を取り入れ、患者さんごとに異なる僧帽弁輪の形状や心周期を通じて変化する僧帽弁輪の動きを尊重することをコンセプトに開発された人工弁輪です。
カタログ
医療機器添付文書
特徴
より良い僧帽弁形成術を目指して
Dr. David Adams の臨床知見を取り入れ、僧帽弁の形状や動きを妨げないよう開発された人工弁輪です。左右非対称なオープンリング、弁輪の自然な動きに追従できる柔軟性、サイズに応じて変化するサドルシェイプの形状などの特徴でより良い僧帽弁形成術に寄与します。
左右非対称のオープンリング
・下記の点に配慮しオープンリングを採用しました。
・植込み後の前尖の可動域および拡張期血流を制限しない
・Aortic mitral curtainまでの運針を避け大動脈基部を傷つけない
・患者さんごとに異なる大動脈弁の位置と僧帽弁のサドル形状を尊重する
・オープンリングでも右線維三角までとらえられるよう右側を少し長めにデザインしています。
・植込み後の前尖の可動域および拡張期血流を制限しない
・Aortic mitral curtainまでの運針を避け大動脈基部を傷つけない
・患者さんごとに異なる大動脈弁の位置と僧帽弁のサドル形状を尊重する
・オープンリングでも右線維三角までとらえられるよう右側を少し長めにデザインしています。
弁輪の自然な動きに追従できる柔軟性
弁輪の自然な動きに追従できる柔軟性を確保するため芯材にニチノール(ニッケルチタン合金)を採用しています。
サドルシェイプ
フィジオフレックスリングでもサドルシェイプを採用し、サイズが大きくなるにつれてサドルシェイプの高さも大きくなるように設計しました。
術者にとっての使いやすさを追求したデザイン
縫いやすいカフ
・針入れとリングの落とし込みをスムーズにするためカーペンターエドワーズフィジオリングⅡと同じカフ構造を採用しました。
・スーチャーガイドにより針入れの目安が分かりやすくなっています。
使いやすいホルダー
・ホルダー支柱が曲がるように設計しました。
・弁尖を確認しやすくするため透明のデザインにしています。
・1か所の固定用縫合糸を切るだけで、リングがホルダーから外れます。
・針入れとリングの落とし込みをスムーズにするためカーペンターエドワーズフィジオリングⅡと同じカフ構造を採用しました。
・スーチャーガイドにより針入れの目安が分かりやすくなっています。
使いやすいホルダー
・ホルダー支柱が曲がるように設計しました。
・弁尖を確認しやすくするため透明のデザインにしています。
・1か所の固定用縫合糸を切るだけで、リングがホルダーから外れます。
フィジオフレックスリング アニメーション
仕様・モデルナンバー
販売名 | フィジオフレックスリング |
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承認番号 | 30200BZX00095 |
モデルNo. | 5300M26、5300M28、5300M30、5300M32、5300M34、5300M36 |
サイズ | 26mm、28mm、30mm、32mm、34mm、36mm |