Skip to main content
Edwards Lifesciences Logo

プレスリリース

newsroom banner image
newsroom banner image
newsroom banner image

米国本社プレスリリース

この資料の原文は、米国エドワーズライフサイエンス社が日に発表した英語の報道資料です。以下の翻訳は、日本の報道機関向けに参考として提供するものです。本資料の内容・解釈については、英語版の原文を参照してください。また、文中には日本では未承認、または適応外使用となる製品についての記述が含まれることがあります。

英語版は http://www.edwards.com/newsroom/press-releases からご覧ください。


米エドワーズライフサイエンス社、2019年第4四半期の業績を発表

カリフォルニア州アーバイン、2020年1月30日 —-構造的心疾患とクリティカルケアモニタリングに関する患者さんのためのイノベーションを世界的にリードするエドワーズライフサイエンス社(NYSE:EW)は本日、2019年12月31日までの第4四半期の業績発表を行いました。

第4四半期の業績と今後の見通し

・第4四半期の売上高は20%増の12億ドル、実質ベ―スの売上高は19%増

・TAVIは29%増、実質ベースでは30%増

・一株当たり利益(EPS)は1.32ドル、調整後EPSは25%増の1.46ドル

・2019年通年では年初のガイダンスを大幅に上回る売上・利益を達成

・2020年の業績見通し幅:売上高46億-50億ドル、EPS6.15-6.40ドル

・サピエン3経カテーテル生体弁は欧州で低リスクへの適応拡大

・EVOQUE三尖弁の早期フィージビリティ・スタディをFDAが承認

マイケル・ムサレム会長兼最高経営責任者(CEO)は、以下のように述べています。
「当社の革新的技術ポートフォリオが牽引し、実質ベースで19%の売上成長を達成し、堅調な第4四半期の実績を報告できたことを嬉しく思います。2019年通年では、実質ベースで15%の売上成長を記録し、各地域でも2桁成長を達成しました。最も重要なことは、より多くの患者さんがエドワーズの技術の恩恵を受けられる態勢を整えられたことです。2019年、エドワーズでは変革をもたらす治療分野に積極的に投資しました。2020年も引き続きこの態勢を強化していきたいと思います。」

2019年 通年の結果

2019年12月31日までの1年間の売上高は、前年比17%増(実質ベースでは15%増)の43億ドルでした。2019年度の希薄化後1株当たり利益は4.93ドル、調整後1株当たり利益は19%増の5.57ドルでした。

経カテーテル大動脈弁治療(TAVI)

第4四半期の全世界におけるTAVIの売上高は、前年同期比で約30%増の7億6,300万ドルとなりました。好調な米国が牽引し、報告ベース・実質ベースともに前年同期比で約30%増となりました。世界的な平均販売価格は安定的に推移しています。
第4四半期の米国におけるTAVI症例数は前年同期比で約40%増加したと推定しており、当社の成長率も同等です。米国外でのTAVI症例数は前年同期比で10%台後半ほど増加と推定しており、当社の成長も同等です。また、すでに報じられているように、エドワーズは欧州において、開胸手術のリスクが低い重度の大動脈弁狭窄症と診断された症例に対するTAVI治療のCEマークを取得した最初の企業となりました。

経カテーテル僧帽弁および三尖弁治療(TMTT)

TMTTでは、4つの重要な主試験の実施を含む、インベスター会議で発表されたマイルストーンの達成に向け、順調に進んでいます。加えて、EVOQUE 経カテーテル三尖弁システムが、米国食品医薬品局(FDA)による早期フィージビリティ・スタディの承認と、患者さんが特定の医療技術へよりタイムリーにアクセスすることを目的としたプログラム「画期的医療機器」の指定を受けたことを発表しました。
2019年通期のTMTTの売上高2,800万ドルは、当初の見通しである約4,000万ドルを下回りました。これは、欧州におけるPASCALシステムの導入を慎重に実施したことと、プレミアム価格戦略によるものです。これによって欧州の施設数増加が控えられました。第4四半期の売上のうち700万ドルは、当四半期に完了したPASCALシステムの自主回収によりマイナスの影響を受けました。PASCALの臨床結果は引き続き良好で、医師からのフィードバックは好評です。エドワーズはPASCALシステムの導入を拡大させる中で、引き続き治療の成功と差別化されたアウトカムに焦点を当てていきます。

外科用弁膜症治療製品およびクリティカルケア

当四半期の外科用弁膜症治療製品部門の売上は、2018年第4四半期と比べて1%減の2億500万ドルで、実質ベースでは3%減でした。売上高の減少は、同社の高付加価値技術の採用増により一部相殺されたものの、米国においてTAVIの増加に対し外科弁膜症治療の症例数が減少したことによるものです。
当四半期のクリティカルケアの売上高は1億9,900万ドルで、2018年同期は実質ベースで8%の増加だったのに対し、12%の増加となりました。この結果は、ヘモスフィアプラットフォームに対する高い需要と、スマート・リカバリーの継続的な採用によってもたらされました。四半期の成長は米国での売上が牽引しました。

その他の結果

当四半期の調整後売上総利益率は、前年同期の76.1%に対し75.8%となりました。この減少は、欧州での新医療機器規制に対応するための支出と、Cardioband生産のイスラエルからアイルランドへの移行に伴う一時的な費用が、より収益性の高い製品構成の恩恵を受け一部相殺されたことによります。

当四半期の販売費および一般管理費は、欧州におけるTAVI症例およびTMTT症例を支援するクリニカル担当者の増員、ならびに疾患啓発および治療の採用に関連する活動の増加により、21%増の3億4,700万ドルとなりました。

第4四半期の研究開発費は前年同期比19%増の1億9,400万ドルとなり、売上高の16.5%となりました。これは主に、臨床試験への投資を含む、経カテーテル構造的心疾患プログラムへの投資を継続したことによるものです。

第4四半期のフリー・キャッシュフローは3億2,800万ドルでした。営業活動によるキャッシュフロー3億9,900万ドルから設備投資費7,100万ドルを差し引いたものです。

2019年12月31日現在、現金、現金同等物および短期投資は15億ドルでした。負債総額は5億9,400万ドルでした。

今後の見通し

エドワーズの2020年の売上見通しは、従来の45億-50億ドルに対し、現在は46億-50億ドルとなっています。また、2020年通年の調整後1株当たりの利益については、従来の6.05-6.30ドルから6.15-6.40ドルとの見通しを示しました。
2020年第1四半期の売上高は1.15-12億ドル、調整後EPSは1.49-1.59ドルとの見通しを示しました。

ムサレムは以下のように述べています。「我々は、2019年に変革をもたらす治療を進展できたこと、そして好調な財務結果を残せたことを嬉しく思います。我々は経カテーテル治療の未来にとても熱心に取り組んでいる一方で、未だ数多くの構造的心疾患の患者さんが治療法を必要としています。そのような状況を踏まえ2020年以降も引き続き取り組んでいきたいと思います。我々の患者さん重視のイノベーション戦略は、医療を変革し、患者さん、医療システム、株主に価値をもたらすことができると確信しています。」

お問い合わせ

メディア向け連絡先

Amy Hytowitz
(VP, Global Communications)

日本法人 広報部
03-6895-0301 (大代表)