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プレスリリース

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米国本社プレスリリース

この資料の原文は、米国エドワーズライフサイエンス社が日に発表した英語の報道資料です。以下の翻訳は、日本の報道機関向けに参考として提供するものです。本資料の内容・解釈については、英語版の原文を参照してください。また、文中には日本では未承認、または適応外使用となる製品についての記述が含まれることがあります。

英語版は http://www.edwards.com/newsroom/press-releases からご覧ください。


エドワーズライフサイエンス社、2021年第2四半期の業績を発表

カリフォルニア州アーバイン、2021年7月29日 — エドワーズライフサイエンス社(NYSE:EW)は本日、2021年6月30日を期末日とする第2四半期の業績発表を行いました。

第2四半期ハイライトおよび2021年度の見通し
・売上高は回復に転じ、49%増の14億ドル(実質1 売上高は44%増)
・TAVI売上高は予想を上回る52%増(実質売上高は48%増)
・一株当たり利益は0.78ドル、調整後 一株当たり利益は0.64ドル
・TMTT分野の重要な臨床試験5件が引き続き進捗
・2021年通年の売上見込を前回発表の49~53億ドルから上方修正し、52~54億ドルの範囲と予想
・2021年通年の調整後一株当たり利益見込を前回発表の2.07~2.27ドルから上方修正し、同範囲の上限値(2.27ドル)の水準と予想

エドワーズライフサイエンス社会長兼CEOのマイケル・A・ムサレムは次のように述べています。「第2四半期には回復の兆しが鮮明になり、心強く感じています。主要地域でワクチン接種が進んだことで、治療を求める患者さんの増加につながりました。何より重要なのは、その結果として、治療を受ける患者さんが増えたことです。当四半期には、喜ばしいことに、SAPIEN弁による治療を受けた患者さんの数が世界合計で30,000人を超えました。今まで以上に多くの患者さんが、人生を変える当社技術の恩恵を享受できていることの表れと言えるでしょう。」

2021年第2四半期の業績

2021年6月30日を期末日とする第2四半期の売上高は14億ドルで、報告ベースでは前年同期比49%増、実質ベースでは44%増となりました。売上好調だった新型コロナ発生前の2019年第2四半期との比較による、2020~2021年の2年間平均の四半期売上成長率(CAGR)は、実質ベースで11%となっています。当四半期は、TAVI部門を中心に4つの製品分野すべてが好調な売上増を記録しました。当四半期の希薄化後一株当たり利益は0.78ドル、調整後一株当たり利益は0.64ドルでした。当四半期には偶発債務の評価額減少分を利益として計上しました。この金額は一株当たり0.14ドルに相当しますが、調整後一株当たり利益からは除外しました。

経カテーテル大動脈弁治療(TAVI)

当四半期のTAVI部門の売上高は9億200万ドルで、報告ベースで前年同期比52%増、実質ベースで48%増となりました。2年間平均の第2四半期売上成長率(CAGR)は実質ベースで14%となっています。
TAVI部門の2021年通年の売上見込については、前回発表の15~20%増を修正し、現在は約20%増と予想しています。
前回発表のとおり、エドワーズ社は、TAVI部門の販売機会が2024年までに世界合計で70億ドルを超える、すなわち、現在に比べて50億ドル以上増加すると予想しています。現在被験者登録中の重要な臨床試験2件などに支えられて、2024年以降もさらなる増加が期待できます。この命に関わる疾病を、症状が出る前に、出たとしても重篤化する前に治療できるようになれば、今まで以上に多くの患者さんの生活を変えられる可能性があると考えています。

経カテーテル僧帽弁・三尖弁治療(TMTT)

当四半期は、僧帽弁・三尖弁閉鎖不全症の患者さんを支援する当社独自の技術領域において、重要な臨床試験5件の被験者登録を進めました。最近の医学会での発表データに裏付けられているように、エドワーズ社は説得力のある臨床エビデンスを多数構築し続けています。
第2四半期のTMTT部門の売上高は2,200万ドルとなりました。欧州各地での施設稼働数増加に伴ってPASCALの採用が続いたことが売上に寄与しました。
エドワーズ社は、引き続き、全世界におけるTMTTの販売機会が2025年までに現在の3倍に当たる約30億ドルになると見込んでおり、僧帽弁・三尖弁疾患の患者さんの治療方法を変革していくことにコミットし続けます。

サージカルおよびクリティカルケア

サージカル製品部門の当四半期の売上高は2億3,700万ドルで、前年同期比48%増、実質ベースで42%増となりました。プレミアム製品「RESILIA」の採用が世界各地で増加したことや、大動脈弁外科治療の採用率が米国で回復したことなどが売上増に寄与しました。
クリティカルケア製品部門の当四半期の売上高は2億1,500万ドルで、前年同期比31%増、実質ベースで27%増となりました。すべての製品ラインがバランス良く売上増に貢献しました。中でも、医療機関の設備投資の回復傾向が続いている米国でのHemoSphereプラットフォームの売上が大きく貢献しました。

その他の財務業績

調整後売上総利益率は、前年同期の74.4%に対して当四半期は75.9%でした。前年同期は売上高が今年第2四半期よりも低く、新型コロナウイルスへの対応に多大な費用を要しました。当四半期はより収益性の高い製品構成が利益率向上に貢献しましたが、為替変動の負の影響により一部相殺されました。
販売費および一般管理費は、前年同期の2億7,500万ドルに対し、当四半期は3億7,400万ドル(売上高の27.2%に相当)となりました。人件費が増加したこと、新型コロナの影響を受けた前年に比べて営業活動が活発化したこと、米ドル以外の通貨(特にユーロ)が上昇したことなどが費用増の要因になりました。
研究開発費は、前年同期の1億8,200万ドルに対し、当四半期は24%増の2億2,500万ドル(売上高の16.4%に相当)となりました。臨床試験活動の増加など、経カテーテル技術の革新に向けた継続的投資を実施したことが開発費増加の要因になりました。
第2四半期のフリーキャッシュフローは4億5,700万ドルでした。この金額は、営業活動によるキャッシュフロー5億2,600万ドルから設備投資費用6,900万ドルを差し引いたものです。
2021年6月30時点の現金および投資の合計は26億ドルでした。負債合計は5億9,500万ドルでした。エドワーズ社は第2四半期に1億1,200万ドルで130万株の自社株買いを実施しました。

今後の見通し

2021年通年の全社売上高の見込については、前回発表の49~53億ドルから上方修正し、現在は52~54億ドルの範囲と予想しています。2021年通年の調整後一株当たり利益見込は、前回発表の2.07~2.27ドルから上方修正し、同範囲の上限値(2.27ドル)の水準と予想しています。
2021年第3四半期の売上高は12億9,000万~13億7,000万ドルの範囲、調整後一株当たり利益は0.50~0.56ドルの範囲になると予想しています。

ムサレムは次のように述べています。「2021年上半期は好業績を収めることができ、嬉しく思っています。構造的心疾患を抱える多くの患者さんに貢献するために、私たちは、人材への投資、革新的技術への投資、新たな成長力への投資を決して止めることなく続けてきました。説得力のあるエビデンスの増加にも支えられて、侵襲性の低い当社の治療法が持つ大きな利点を認識してくださる患者さんや臨床医の先生方が増えてきました。当社の長期的な成長機会についても引き続き見通しは明るいと考えています。」

お問い合わせ

メディア向け連絡先

Amy Hytowitz
(VP, Global Communications)

日本法人 広報部
03-6895-0301 (大代表)