プレスリリース

米国本社プレスリリース
この資料の原文は、米国エドワーズライフサイエンス社が発表した英語の報道資料です。以下の翻訳は、日本の報道機関向けに参考として提供するものです。本資料の内容・解釈については、英語版の原文を参照してください。また、文中には日本では未承認、または適応外使用となる製品についての記述が含まれることがあります。
英語版は http://www.edwards.com/newsroom/press-releases からご覧ください。
ESC/EACTSガイドライン改訂が構造的心疾患治療の進歩を示す
マドリード – 2025年8月29日 – エドワーズライフサイエンス(NYSE: EW)は、弁膜症に関するESC/EACTSガイドラインの改訂版の発表を歓迎します。このガイドラインは、症状の有無にかかわらず、すべての重症大動脈弁狭窄症(AS)の患者さんに対する、よりシンプル化された治療方針を確立します。
このガイドラインは、疾患管理への積極的なアプローチを可能にし、心機能に関わらず無症状の患者さんに対しても介入を検討すべきであることを強調しており、従来の「経過観察」を推進する治療方針から大きく前進したと言えます。TAVI適応の年齢の目安は70歳に引き下げられ、TAVIの長期的な安全性、有効性、そして耐久性に対する高い信頼を反映しています。
エドワーズは現在、米国と欧州において、無症候性重症ASに対するTAVIの適応を承認されている唯一の企業です。EARLY TAVR試験は、これらのガイドラインの改訂と、エドワーズSAPIEN 3プラットフォームの最近のCEマーク適応の裏付けにおいて重要な役割を果たしました。SAPIEN 3 Ultra RESILIAは、耐久性とライフタイムマネジメントを考慮したエビデンスに基づいた選択肢を提供します。20年以上前の導入以来、SAPIENは最も研究されている人工弁のプラットフォームとなり、現在では100万人以上の患者さんが治療を受けています。
これらのガイドラインは、経カテーテル僧帽弁・三尖弁の修復および置換術に関する推奨事項も強化しています。さらに、エドワーズは本日、ESC Congress 2025において、TRISCEND II試験におけるEVOQUE経カテーテル三尖弁置換術(TTVR)に関する新たなデータを発表しました。データは、18ヶ月時点でEVOQUEが、最も重症の三尖弁閉鎖不全症の患者さんにおける心不全による入院というハードエンドポイントを有意に減少させたことを示しました。これらのデータは、EVOQUE TTVRシステムが1年時点で薬物療法単独と比較して優れた臨床的ベネフィットと一貫したTRの除去をもたらすことも裏付けています。EVOQUEは、米国と欧州で承認された世界初かつ唯一のTTVRシステムです。
CEOのベルナルド・ゾビキアンは次のように述べています。
「これらは構造的心疾患の患者さんにとって重要な進歩です。当社の戦略に沿って、新たな臨床エビデンス、適応拡大、ガイドラインの変更を組み合わせることで、臨床アウトカムの改善、患者さんのアクセス拡大、そして医療システム全体へのメリットが実現します。」
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Amy Meshulam (Hytowitz)
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