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プレスリリース

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米国本社プレスリリース

この資料の原文は、米国エドワーズライフサイエンス社が日に発表した英語の報道資料です。以下の翻訳は、日本の報道機関向けに参考として提供するものです。本資料の内容・解釈については、英語版の原文を参照してください。また、文中には日本では未承認、または適応外使用となる製品についての記述が含まれることがあります。

英語版は http://www.edwards.com/newsroom/press-releases からご覧ください。


エドワーズライフサイエンス社、人種的公平性の促進を目的とする 総額1億ドルの社会的インパクト投資ファンドを設立

カリフォルニア州アーバイン、2021年8月2日 – エドワーズライフサイエンス社(NYSE:EW)は本日、十分な支援を受けられずにいるコミュニティ(地域社会)の人々が必要な資金を利用できるようにするために、資金へのアクセス拡大支援を目的とする社会的インパクト投資ファンドを設立したことを発表しました。総額1億ドルのこのファンドは、十分な支援を受けられずにいる米国内のコミュニティ、中でも黒人の多い地区を主たる対象に、経済的発展を通じて人種的公平性の促進を目指す新たな投資ポートフォリオの一つとして設立されました。

エドワーズ社最高財務責任者のScott Ullemは次のように述べています。「エドワーズが地域社会との積極的な関わりを拡大し、社員や地域社会への支援、特に社会的公平性や正義に関する支援を充実させるにはどうすべきか。2020年に起きたさまざまな出来事が契機となって、私たちは改めてその点を考えさせられました。そして、十分な支援を受けられずにいる地域の人々が、必要な資金をもっと利用できるようになれば、雇用が創出され、財産が形成され、その他の新たな経済的発展の機会も生まれるはずであり、当社は支援を通じてその好循環形成に貢献できると同時に、投資家の皆様への利益還元もできると考えました。この取り組みは、当社の価値観や信条(クレド)に合致するものであり、生活の質(QOL)の向上を共通の使命とするコミュニティを創造することに特に重点を置いています。」

エドワーズ社は、十分な支援がなされていないコミュニティの経済的発展を支援するために、さまざまな計画や活動をすでに実施しています。例えば、社内の多数の部門で実施しているサプライヤー多様性プログラムなどはその一つです。今回の社会的インパクト投資ファンドは、こうしたさまざまな取り組みを基盤として生まれたものです。

エドワーズ社は昨年から複数の金融機関や投資運用会社と連携して、十分な支援を受けていないコミュニティに恩恵をもたらすための資本活用法について、独自の専門的アドバイスを受けてきました。ファンドの総額1億ドルのうち7,000万ドルの使途はすでに決定しており、的を絞ったプログラム、経済計画、コミュニティ開発プロジェクトへの追加資金として使用する予定です。これらの投資は、機会への障壁が存在しがちな、黒人の多い地区を主な対象としています。以下は予定している投資活動の一部です。

  • PROPEL基金を創設します。PROPELは、Providing Real Opportunities for Progress by Edwards Lifesciences(エドワーズライフサイエンスが提供する、本当の前進の機会)の略です。十分な支援を受けていない、多様な人種から成るコミュニティの商業的発展を主な目的とする基金です。PROPEL基金では、マイノリティの人々が経営する会社や、
  • マイノリティの人々が経営し、多様性のある経営陣を持つ金融機関への預金を、IntraFiネットワークを通じて実施します。これらの預金は米国連邦預金保険公社(FDIC)の保険が付いており、マイノリティ預貯金取扱金融機関(MDI)とコミュニティ開発金融機関(CDFI)を支援することを目的としています。MDIとCDFIは、十分な支援を受けていない地域の個人、世帯、中小企業への金融サービスや支援を提供し
  • ホープ信用組合(HOPE)への的を絞った資金提供を実施します。HOPEは米国深南部にある金融機関で、女性と黒人の住民が経営しており、地元の中小企業、住宅、インフラへの金融サービスを提供しています。米国で最も貧しい地域のひとつである深南部が抱えるさまざまな社会経済的課題に取り組んでいる機関です。

HOPEのCEO、ビル・バイナム氏は次のように述べています。「事業を始めたり住宅を購入したりするためには資金が必要ですが、有色人種、女性、歴史的に十分なサービスを受けていないコミュニティの人々には、そうした資金が平等に提供されていません。エドワーズライフサイエンス社による今回の投資は、十分な支援を受けていないコミュニティの人々のために、起業や住宅購入などの切実なニーズに応える資金を提供するもので、米国で最も経済的に恵まれない地域における貧富の格差と機会の格差の解消につながります。」

エドワーズ社は、社会的インパクト投資ファンドを通じて経済的発展を支援するという目標を掲げており、残りの使途未定資金は、この目標に合致しそうな機会に配分する予定です。

お問い合わせ

メディア向け連絡先

Amy Hytowitz
(VP, Global Communications)

日本法人 広報部
03-6895-0301 (大代表)