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プレスリリース

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米国本社プレスリリース

この資料の原文は、米国エドワーズライフサイエンス社が日に発表した英語の報道資料です。以下の翻訳は、日本の報道機関向けに参考として提供するものです。本資料の内容・解釈については、英語版の原文を参照してください。また、文中には日本では未承認、または適応外使用となる製品についての記述が含まれることがあります。

英語版は http://www.edwards.com/newsroom/press-releases からご覧ください。


エドワーズライフサイエンス社、2020年第4四半期の業績を発表

カリフォルニア州アーバイン、2021年1月27日 — エドワーズライフサイエンス社(NYSE:EW)は本日、2020年12月31日を期末日とする第4四半期の業績発表を行いました。
第4四半期ハイライトおよび2021年度の見通し
•             第4四半期売上高は1%増の12億ドル(実質1 売上高は横ばい)
•             第4四半期TAVI売上高は2%増(実質売上高は横ばい)
•             第4四半期EPSは0.49ドル(調整後1 EPSは2%増の0.50ドル)
•             12月の投資家会議は2021年度および長期見通しを強調
•             2021年度の予想は、10%台半ばの売上増の繰り返し

エドワーズライフサイエンス社会長兼CEOのマイケル・A・ムサレムは次のように述べています。「2020年の未曾有の難局にもかかわらず、当社のチームがしっかりと患者さんやエドワーズの進行中の長期戦略に専心してくれたことを誇りに思います。私たちは、寿命を延ばし、クオリティ・オブ・ライフを改善しヘルスケアシステムにより多くの価値を与える発展的なソリューションに投資を続けてきました。2021年、そしてその先を見据えると、私はエドワーズがなし得る仕事、なにより患者さんケアの将来を構想することについて心躍る気持ちがします」。

2020年度通年の業績
2020年12月31日を期末日とする年度の売上高は44億ドルで、報告・実質ベース共に対前年比1%増となりました。2020年の希薄化後一株当たり利益は、1.3ドル、一方、調整後一株当たり利益は、前年同期比と変わらず、1.86ドルでした。

経カテーテル大動脈弁治療(TAVI)
第4四半期の全世界的なTAVIの売上高は、7億7,600万ドルであり、前年同期比の報告ベースで2%増、実質ベースで横ばいとなりました。新型コロナウイルスは、米国での販売に著しい影響を与え、1桁代半ばの減少となる一方、米国以外の売上高は、前年同期比実質ベースで1桁代後半の範囲での増加となりました。全世界での平均販売価格は、安定していました。
2021年に目を向けると、年初の深刻な新型コロナウイルス関連の困難な状況が、同年度下期には正常化した成長環境に戻ることにより、当社は引き続き15から20%の範囲での実質売上高の伸びを見込んでいます。エドワーズは、この大きな全世界規模での販売機会が2024年までには70億ドルを超えること、すなわち2桁代の前半の範囲での年平均成長率を達成する自信を持っています。

経カテーテル僧帽弁・三尖弁治療(TMTT)
TMTTは、エドワーズのプラットフォーム全体で初期のステージから臨床での使用へと引き続き重要な進展を遂げており、現在まで3,000人を超える患者さんの治療に用いられています。治療方法に変化をもたらし、この極めて長期の成長機会を切り開くために、TMTTは、3つの重要なバリュードライバーにフォーカスし続けます。すなわち、差別化された治療方法、承認と採用をサポートするための積極的で枢要な臨床試験の結果、そして実社会での有望な臨床成果のポートフォリオです。
新型コロナウイルスの逆風にもかかわらず、第4四半期の全世界売上高は、1,300万ドルで第3四半期に対して連続的な改善となりました。
エドワーズは、引き続き、全世界におけるTMTTの販売機会が2025年までに30億ドルになると見込んでおり、僧帽弁・三尖弁疾患の患者さんの治療方法を変革していくことにコミットし続けます。

サージカルおよびクリティカルケア
サージカル部門の当四半期の売上高は、2億400万ドルと、2019年第4四半期に比べて1%の減少、実質ベースで2%の減少となりました。新型コロナウイルス患者が病院に殺到したため、外科用弁の治療は、限定的となりました。これは、当社の高評価の技術の堅調な採用が続いたことにより一部は相殺されました。
クリティカルケア部門の当四半期の売上高は、1億9,800万ドルと、2019年の第4四半期に比べ1%減少、実質ベースでは2%の減少となりました。これは、病院が設備投資を控えるなか米国でのヘモスフィアの注文が減少したことに起因するものです。ICUで使用されるTruWaveディスポーザブル血圧モニタリング機器の売上高は、当四半期後半、米国と欧州の双方で新型コロナウイルスによる入院患者の増加により上昇しました。

その他の財務業績
調整後売上総利益率は、前年同期の75.8%に対して当四半期は75.3%でした。この減少の原因は、外国為替のマイナスの影響と、新型コロナウイルス対応に関連した費用の増加によるもので、低水準の成果給により一部は相殺されました。
販売費および一般管理費は、前年度3億4,700万ドルに対し、当四半期は3億3,900万ドルで売上高の28.4%となりました。この減少の主な原因は、新型コロナウイルスおよび低水準の成果給により支出が減少したことによるもので、外国為替の影響により一部は相殺されました。
研究開発費は、前年度1億9,400万ドルに対し、当四半期は1億9,600万ドルで売上高の16.4%となりました。この微増の主な原因は、経カテーテル僧帽弁治療への高額な投資とSUTRAFIXプログラムの中止に関連する費用の結果にあり、減額された成果給により一部は相殺されました。
フリーキャッシュフローは、当四半期2億8,700万ドルであり、営業キャッシュフロー4億ドルから設備投資費用1億1,300万ドルを差し引いたものです。
2020年12月31時点の現金および投資の合計は22億ドルでした。負債合計は、5億9,500万ドルでした。

今後の見通し
全体的に、2021年度通年のエドワーズの売上予想は、49億ドルから53億ドルの間に据え置きます。
さらに、当社は2021年度通年の調整後一株当たり利益の予想を2ドルから2.2ドルの間に据え置きます。
2021年度第1四半期の当社のプロジェクト売上高合計は、11億ドルから12億ドルの間、調整後EPSは、0.43ドルから0.50ドルの間を想定しています。

ムサレムは次のように述べています。「年度初めの売上高に対する新型コロナウイルスの影響が予想されますが、私たちは今も患者さんの生活を改善し、ヘルスケアシステムに大きな価値を与えるであろう重要な機会をもたらすイノベーションに投資し続けます。この未曽有の全世界的困難からの回復に関する不確実な影響とタイムフレームを認識していますが、世界がパンデミックから脱したときには、継続的に投資を続ける患者さんにフォーカスした戦略により、私たちが市場で今よりもずっと強固に展開すると確信しています。」

お問い合わせ

メディア向け連絡先

Amy Hytowitz
(VP, Global Communications)

日本法人 広報部
03-6895-0301 (大代表)