プレスリリース

米国本社プレスリリース
この資料の原文は、米国エドワーズライフサイエンス社が発表した英語の報道資料です。以下の翻訳は、日本の報道機関向けに参考として提供するものです。本資料の内容・解釈については、英語版の原文を参照してください。また、文中には日本では未承認、または適応外使用となる製品についての記述が含まれることがあります。
英語版は http://www.edwards.com/newsroom/press-releases からご覧ください。
重症大動脈弁狭窄症患者さんに対する速やかな介入治療が医療費の削減と臨床成果の改善を示す
パリ、2025年5月22日 -- エドワーズライフサイエンス(NYSE: EW)は、EuroPCR 2025において、重症大動脈弁狭窄症(AS)に関する最新の臨床試験結果を発表しました。この試験では、新たな経済的および臨床的エビデンスが示され、ASに対する広範な研究がさらに進展しました。
24,000人以上の患者さんを対象とした、リアルワールドデータを活用した新しい研究成果は、何らかの症状が現れる前に介入治療を行うことで、医療システムの経済的およびリソース面での負担を軽減し、患者さんのアウトカムを改善することを示しました。
症状が現れる前に重症AS患者さんに速やかに介入治療を行うことで、具体的に以下の結果が得られました。
• 1年後の医療費が大幅に削減(患者さん1人あたり36,000ドルの削減)
• 治療期間中の入院日数が短縮(2.2日短縮)
• 治療後1年以内の心不全による入院が減少(80%減少)
また、無症候性重症ASと比較して、疾患が進行するまで治療を遅らせると、1年以内の大動脈弁置換術(AVR)後の死亡率が7倍以上に増加しました。
エドワーズの経カテーテル大動脈弁治療および外科的構造的心疾患治療のグループ・プレジデントであり、コーポレートバイスプレジデントであるLarry Woodは、次のように述べています。「私たちは、重症大動脈弁狭窄症患者さんのアウトカムを改善するための堅固なエビデンスを提示することに尽力しています。これらの最新の知見は、重症AS患者さんの弁膜症チームへの早期紹介と適切なタイミングでのケアの重要性、また病院の経済的およびリソース面の負担を軽減することを強調しています。」
EARLY TAVR試験におけるデータとともに、これらの結果は、すべての重症AS患者さんに対する弁膜症チームへの早期の紹介と評価の重要性を高めました。
Philippe Genereux医師(ニュージャージー州、Morristown Medical Center , Gagnon Cardiovascular Instituteの構造的心臓プログラムのディレクター)は次のように述べています。 「重症ASの管理において、経過観察は効果的な戦略ではないと確信しています。最新の知見は、重症AS患者さんの早期紹介と治療の臨床的および経済的なアドバンテージを強調しています。」
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