Skip to main content
Edwards Lifesciences Logo

プレスリリース

newsroom banner image
newsroom banner image
newsroom banner image

米国本社プレスリリース

この資料の原文は、米国エドワーズライフサイエンス社が日に発表した英語の報道資料です。以下の翻訳は、日本の報道機関向けに参考として提供するものです。本資料の内容・解釈については、英語版の原文を参照してください。また、文中には日本では未承認、または適応外使用となる製品についての記述が含まれることがあります。

英語版は http://www.edwards.com/newsroom/press-releases からご覧ください。


米エドワーズライフサイエンス社、 年次投資家会議において成長戦略の概要を説明

カリフォルニア州アーバイン、2021年12月8日 – エドワーズライフサイエンス社(NYSE:EW)は本日、年次投資家会議において長期成長に向けた当社戦略について議論し、技術パイプラインに関する最新情報を示すとともに、財務ガイダンスについて報告します。

本日の会議の要点:

  • 2021年10月の財務ガイダンスの再確認
  • 全世界における2022年の予測売上高は55億~60億ドル、実質成長率は10%台前半
  • 2022年のTAVI予測売上高は37億~40億ドル、実質成長率は12~15%
  • 2022年のTMTT予測売上高は1億4,000万~1億7,000万ドル
  • 2022年の調整後1株当たり利益は推定で2.50~2.65ドル
  • 2022年には長期成長に向け、売上高の17~18%を研究開発に重点的に投資する計画
  • TAVIとTMTTに関する7件の主試験に重要な進展
  • 4製品グループにおける全世界の市場機会は、2028年までに倍増し、200億ドル弱となる見込み

マイケル・A・ムサレム会長兼CEOは以下のように述べています。
「2021年、当社の治療による恩恵を受けた患者さんの数は過去最高に達しています。当社は順調に成果をあげており、それぞれのマイルストンにおいて将来的な成功を後押しする重要な進展を成し遂げています。2022年は、売上高と利益が再び2桁台の伸びを示す年になると予想しています。また同時に、構造的心疾患に苦しむ数百万人の患者さんを対象とする画期的な治療法を引き続き積極的に追求します。2022年内には、新製品の発売などの重要なマイルストンや、複数の重要な臨床試験の進展に期待しています。当社ではこれまでと同じく、今後数年間にわたり、画期的な治療法により堅調な内部成長が引き続き牽引されると確信しています。そして私たちはまだスタートしたばかりなのです」

本日の会議で議論するテーマを紹介します。

経カテーテル大動脈弁治療(TAVI)– エドワーズ社では、全世界におけるTAVIの市場機会が2028年までに100億ドルに達すると考えています。その要因としては、認知度の向上や新たな技術の進歩、ならびに適応と販売地域の拡大があげられます。当社は画期的な治験や研究開発に対する投資を今後も継続し、数多くの患者さんを救うとともに、長期的なリーダーとしての地位を一段と強化していきます。要点と2022年に予想されるマイルストンの一部を紹介します。

  • SAPIEN 3 Ultraシステムの採用の継続により、販売価格と市場シェアが安定する見込み
  • EARLY TAVR(症状が出現する前の重症大動脈弁狭窄症に関する主試験)が経過観察期間に移行
  • PROGRESS(中等度の大動脈弁狭窄症に関する主試験)の登録を継続
  • 次世代型SAPIEN X4を対象とするALLIANCE主試験を開始

経カテーテル僧帽弁・三尖弁治療(TMTT)– エドワーズ社では、2028年までに全世界の市場機会が50億ドルに達すると推定されることを受け、僧帽弁・三尖弁の弁膜症に苦しむ数多くの患者さんに対する治療の進展を目指す戦略について議論します。当社では治療を変革し、この重要な長期成長機会を追求するため、3つの主なバリュードライバー(差別化された治療ポートフォリオ、承認と採用を後押しする有望な主試験結果、リアルワールドおける優れたクリニカルアウトカム)に引き続き重点的に取り組みます。これらの分野における進展を継続すれば、エドワーズ社の総合的なTMTT製品ポートフォリオによって治療を受けることができる患者さんの数が増えると見ています。2022年の要点と予想されるマイルストンの一部を紹介します。

  • 2022年後半、米国における変性僧帽弁閉鎖不全症の患者さんに対する治療としてPASCALが承認を取得する予定
  • 2022年後半、欧州におけるEVOQUE三尖弁の承認を取得する予定
  • EVOQUE三尖弁に関するTRISCEND II主試験の登録を継続
  • SAPIEN M3僧帽弁に関するENCIRCLE主試験の登録を継続
  • EVOQUE Eos僧帽弁によるMISCEND研究における臨床経験を拡大

構造的心疾患外科治療 – エドワーズ社では、全世界における開胸手術件数の増加を要因として、全世界の構造的心疾患外科治療の市場機会が2028年までに20億ドルに達すると考えています。当社は引き続き、外科医が選択するパートナーとなるべく、リーダーシップの強化に取り組んでいます。エドワーズ社はRESILIAなど、開胸手術における生体弁組織の耐久性に変革をもたらす、優れた治療法を開発することにより、患者さんが長く、健康で活動的な生活を送るための支援に重点的に取り組みます。2022年、エドワーズ社では主力商品であるインスピリス RESILIA大動脈弁、ならびにKONECT RESILIA 大動脈弁付きコンデュイットの採用の拡大に期待しています。また2022年には、新たな外科用僧帽弁マイトリスRESILIA生体弁の米国における発売も予定しています。

クリティカルケア – エドワーズ社では、年間2,000万人の患者さんのケア改善を目標として、クリティカルケア技術のイノベーションを通じて成長を牽引し、リーダーシップを確立する計画を策定しています。当社は現在、全てのSmart Recovery技術をヘモスフィアモニタリングプラットフォームに組み入れる取り組みを進めています。これが実現すれば、独自の早期回復ツールを提供することにより、スマートモニタリングにおける当社のリーダーシップをさらに強化することができます。さらに2022年には、Viewfinderネットワーク接続ソリューションの米国における発売と、SMART BP研究の開始を予定しています。エドワーズ社では、2028年までに全世界の血行動態モニタリングの市場機会が約20億ドルに達すると考えています。

会議では、エドワーズ経営陣が当社の2021年の財務ガイダンスを再確認し、2022年のガイダンスを提示します。当社では2022年を見据え、主要な全ての地域が新型コロナウイルス感染症の影響から徐々に回復・成長し、新たな変異株による重大な影響は生じないものとして計画を策定しています。

お問い合わせ

メディア向け連絡先

Amy Hytowitz
(VP, Global Communications)

日本法人 広報部
03-6895-0301 (大代表)