エドワーズがお届けする技術

エドワーズの使命

明日の医療に革新と、優しさを。

エドワーズライフサイエンスの使命は、革新的な医療技術の開発によって、患者さんの人生に変革をもたらすことです。
治療の可能性が、広がるように。治療時の負担が、少しでも軽減するように。治療後の患者さんの毎日が、より健やかであるように。患者さんへの想いを原動力に、私たちは未来への歩みを進めています。

弁膜症治療

心臓弁に異常が生じる弁膜症は、心機能を低下させ、時には生命に関わる症状を引き起こします。エドワーズライフサイエンスは、弁膜症治療分野のパイオニアとして、外科的治療およびTAVIの分野の技術革新を進めています。

心臓弁膜症とは

心臓には、血液の流れを一定にするための4つの弁があります。その弁に障害が起き、本来の役割を果たせなくなった状態が「弁膜症」です。弁膜症には、弁の開きが悪くなり血液の流れが妨げられる「狭窄」と、弁の閉じ方が不完全なために血液が逆流してしまう「閉鎖不全」があります。4つの弁のうち、「大動脈弁」と「僧帽弁」に多く起こります。投薬で症状の進行を遅らせる方法もありますが、根治のためには外科手術を行う必要があります。

画像:心臓の弁の説明図

経カテーテル大動脈弁治療(TAVI)

患者さんへの負担が少なく、これまで手術困難だった方への治療が可能に。

TAVIは、開胸することなくカテーテルで人工心臓弁を留置する大動脈弁狭窄症の治療法の一つです。今日、大動脈弁狭窄症は外科的治療がスタンダードとなっていますが、高齢による体力の低下や、その他の疾患などによるリスクのため、開胸し心臓を止めて行う手術が困難な患者さんも少なくありません。このような患者さんにとって、TAVIが治療の選択肢となります。2002年、フランスで世界初の臨床使用が行われた後、2007年にはヨーロッパでCEマークを取得しました。日本では2013年にエドワーズライフサイエンスが初めて国内に導入し、症例数は年々増加しています。

写真:TAVI経カテーテル大動脈弁治療の製品画像1
写真:TAVI経カテーテル大動脈弁治療の製品画像2

外科弁膜症治療

半世紀以上にわたり技術革新を重ね、高品質な人工心臓弁や人工弁輪を提供しています。

創始者であるマイルズ・エドワーズが人工心臓弁を開発してから半世紀以上、エドワーズライフサイエンスは弁膜症治療製品のパイオニアとして、製品の耐久性をはじめ、デザインや使いやすさなどの改良を重ねてきました。そのたゆまぬ技術革新で生みだされた人工心臓弁や人工弁輪は、世界中で高く評価されています。

写真:外科弁膜症治療の製品画像1
写真:外科弁膜症治療の製品画像2

クリティカルケア/救急集中治療

手術中や手術前後の患者さんは、血液循環の状態が変化しやすく、適切な対応をしないと重篤な症状を引き起こすことがあります。エドワーズライフサイエンスは、40年以上にわたり、医師の意思決定をサポートするクリティカルケアモニタリング製品を提供しています。

麻酔・救急集中治療と循環とは

生命が危機的な状況の患者さんに行われる集中的な治療と看護を「クリティカルケア」といいます。たとえば、外傷や重篤な心疾患、感染症や大手術後の患者さんは、循環や呼吸の状態が不安定で急変することも多くあります。そのような状況下では、迅速な対応と治療判断のために継続的なモニタリングが必要です。

クリティカルケアモニタリング製品

手術がより安全に行われ、少しでも早く、普段の生活に戻れることが、患者さんやご家族の一番の願いです。エドワーズのクリティカルケア製品は、その実現をサポートしています。たとえば患者さんの血液循環の状態を、多様なグラフィックを使い、誰もが一目でわかるように表示できるモニターは、臨床現場における治療方針の迅速な決定をサポートしています。
また患者さんの体をできるだけ傷つけないで行う低侵襲手術が広がる現在、患者さんのモニタリングもまた、低侵襲であることが求められます。エドワーズライフサイエンスは、患者さんの指に装着したフィンガーカフを介して得た指動脈血圧から、心臓が一回の拍動で送り出す血液の量などを測定し、患者さんの手首の動脈などに針を置いて測定する方法とそん色のないデータを出せる医療機器を提供するなど、今の医療のニーズに応える製品を提供し続けています。

写真:クリティカルケアモニタリングの製品画像1
写真:クリティカルケアモニタリングの製品画像2

心臓弁膜症とは

心臓の働きや、心臓弁膜症について、その治療法などをご紹介します。

心臓弁膜症とは

麻酔・救急集中治療と循環とは

手術中の麻酔の仕組みや、救急集中治療について、および循環とはどのようなものかをわかりやすくご紹介します。

麻酔・救急集中治療と循環とは