COVID-19へのエドワーズの対応

*この資料の原文は、米国エドワーズライフサイエンス社が2020年4月21日に発表した英語の資料です。以下の翻訳は、日本向けに参考として提供するものです。本資料の内容・解釈については、英語版の原文を参照してください。 英語版はこちらのページからご覧ください。

2020年4月21日
信頼できるパートナーの皆様、患者さんの皆様へ

世界の医療コミュニティが、必要としている人々をケアするという使命を果たし続ける中で、私は最前線で患者さんの治療にあたっている医療従事者の情熱とたゆまぬ献身に感謝しています。また、このパンデミックへの対応における、当社の従業員やパートナー、地域社会が示す忍耐強さ、決意、コミットメントに頭が下がる思いです。

COVID-19への世界的な対応と、影響を受けた人々のニーズが急速に進化していく中で、毎日が学びの連続です。私たちは、COVID-19との闘いにおいて、世界の医療コミュニティが成し遂げた進歩に励まされ、刺激を受けています。また私たちは、前例のない恐怖に直面しながら治療の選択肢を検討している患者さんに深く心を寄せ、治療の道筋がより明確になってきていることを心強く感じています。

私たちは地域社会の緊急のニーズを認識しており、慈善活動を行うパートナー団体のインパクトのある活動への支援が引き続きできることを幸運に感じています。最前線での緊急支援を行うコミュニティ・パートナーへの助成に加え、当社は、十分なサービスを受けられていない患者さんのために、集中治療室を充実させるためのクリティカルケアモニタリング技術も寄贈しています。これらの製品は、医療従事者がリアルタイムで実用的な情報を得て、重篤な患者さんに最適な治療が提供できるよう、当社の従業員が対面やオンラインでサポートしています。

また、私は患者さんの命を救う治療に使用される当社の製品を、100カ国以上の患者さんに届けるべく、開発、製造、提供を維持するために自宅を離れて仕事を続けている当社の素晴らしい従業員に感謝したいと思います。世界中の製造に携わる従業員の揺るぎないコミットメントは、緊急の必要性がある構造的心疾患の患者さんの治療を継続し、また増え続ける重篤な患者さんの状態を、最も必要な時に注意深くモニターできることを意味します。また、世界中の医療施設でサポートを提供している私たちのチームは、"Helping Patients is Our Life’s Work, and Life is Now.(患者さんを助けることが私たちのライフワークであり、今がその時)"という信条を実践しています。

私たちの強力なチーム、地域社会を大切にする従業員、そして患者さんを第一とする企業文化によって、この世界的な危機を乗り越えることができると、私は絶対的な自信を持っています。私たちが目的を持ち、信頼できるパートナーとして行動するとき、世界中のクオリティ・オブ・ライフ(生活の質)を向上させるという使命のもとに、ひとつのコミュニティとなれることを私たちは知っています。

どうぞ皆さまお体に気を付けてお過ごしください。

マイク・ムサレム
会長兼CEO
Edwards Lifesciences