重度の循環器疾患治療技術・製品分野における世界的リーダーであるエドワーズライフサイエンス社(NYSE: EW)は、2008年3月31日までの第1四半期業績発表を行いました。
当期の純利益は1,820万ドル(一株当たり0.31ドル)で、2007年同期は3,320万ドル(一株当たり0.54ドル)でした。特別項目を除いた第1四半期の純利益は、3,320万ドル(一株当たり0.56ドル)でした。
第1四半期の売上高は、12.4%増の2億9,680万ドルで、昨年同期は2億6,410万ドルでした。非継続事業からの売上410万ドルと、外国為替によるプラスの影響1,300万ドル分を差し引いた実質成長率は9.0%でした。
エドワーズライフサイエンス社会長兼CEOのマイケル・A・ムサレムは次のように述べています。「全製品ラインの売上が好調だったことを受けて第1四半期は素晴らしい結果になりました。加えて我々は2008年度の売上予想を5,000万ドル引き上げ、利益予想も引き上げます。」
また、ムサレムは、「今期は、ヨーロッパで発売されたSAPIEN経カテーテル大動脈弁の810万ドルという予想以上の売上と手技の成功で、当製品が素晴らしいスタートを切ったことが浮き彫りになりました。」 と述べました。
各製品ラインの結果
第1四半期における弁膜症治療製品部門の売上高は、前年同期比13.3%増の1億4,670万ドルとなりました。 外国為替によるプラス分は610万ドルです。「Magna EaseとMagna Mitralの採用の拡大と、SAPIEN経カテーテル大動脈弁のヨーロッパでの導入が、好調な海外の実質売上成長を牽引しました。」とムサレムは述べています。
クリティカルケア部門の当期売上高は、前年同期比17.4%増の1億670万ドルでした。外国為替によるプラス分は520万ドルです。「今期のクリティカルケアの成長の最大の要因はフロートラックシステムです。加えてこのビジネス部門は、プリセップの採用拡大、圧モニタリング製品と血液浄化製品市場の成長に伴うシェアの拡大など、一層多様化しています。」とムサレムは述べました。
心臓外科システム部門の売上高は2,140万ドルで、昨年同期は1,680万ドルでした。先ごろ買収したCardioVationsの製品ラインの統合が成功したことが主な要因です。
血管治療製品部門の売上高は、前年同期比8.9%増の2,200万ドルでした。
米国と海外での今期の売上高は、それぞれ1億3,550万ドルと1億6,130万ドルでした。
その他の業績
今期の粗利益率は65.3%でした。前年同期は64.7%でした。改善の要因は、利益率の高い製品構成と、外国為替ヘッジによるインパクトが一部相殺したことによります。
販売及び一般管理費(SG&A)は、昨年の9,860万ドルに対し1億1,460万ドルで、売上高の38.6%に相当します。特にEdwards SAPIEN経カテーテル大動脈弁のヨーロッパ発売の経費と米国での営業経費が、そして約600万ドルの外国為替のインパクトなどが主な要因です。
研究開発費は、昨年の2,880万ドルに対し、売上高の11.1%に相当する3,290万ドルでした。増加の要因は主に、経カテーテルおよび外科治療用人工心臓弁への追加経費と、クリティカルケア製品の開発経費です。
当期は、1,010万ドルの税引前特別費用を計上しました。主な要因は以下のとおりです。
LifeStent製品ライン売却による810万ドルの損失。会計規則により今期の全ての関連資産と営業権の償却が義務付けられた。今後の成果支払いが、約5,500万ドルの取引からの税引前純益をもたらすと予想される。
売却した体外循環サービスビジネスに関連する訴訟の和解金210万ドル。
LifeStent譲渡に関する営業権は税務の上では認められず、よって特別項目は490万ドルの税金負債となりました。当税金負債に1,010万ドルの税引前特別費用を足した1,500万ドルが純利益から差し引かれています。
当期創出されたフリーキャッシュフローは2,080万ドルで、これは営業活動で創出された2,990万ドルから910万ドルの設備投資費を差し引いて計算しています。2008年3月31日付の債務総額は、2億1,300万ドルです。現金と現金相当物は1億6,300万ドルで、純負債額は5,000万ドルです。
当期は約226万株の普通株を約1億ドル、一株平均44.24ドルで買い戻しています。
2008年5月15日、当社の1億5,000万ドルの転換社債権者および当社は、債権の買戻しが可能になります。当社は今期中に負債の返済を完了させ、270万株を減資する予定です。
2008年度の見通し
エドワーズは、2008年の売上見通しを5,000万ドル引き上げ、12億1,000万ドルから12億6,000万ドルの間としています。今回の上方修正は、全ての製品ラインにおける業績の改善、為替のプラス効果、そして経カテーテル人工心臓弁の3,500万ドル以上の売上が見込まれることに起因しています。
ムサレムは以下のように述べています。
「為替ヘッジによって粗利益率の改善は今後6カ月ほど抑制され、結果、通年の粗利益率の改善は、ガイダンスの100から150ペースポイントの下端になるでしょう。加えて、フリーキャッシュフローは1億5,500万ドルから1億6,500万ドルの上端になるのではと予測しています。また、2008年第2四半期のEPSは0.62ドルから0.66ドルの間と予想しています。成長率の15%から19%を占める特別項目を除いた通年の予想を0.13ドル引き上げ、2.45ドルと2.53ドルの間と見込んでいます。」